私と料理と食べる事。
タイムリーに14時から和風総本家で
特殊料理人の特集をやっていて
食い入る様に見ていました。
海上保安庁巡視船の料理人
航空機機内食を作るシェフ
味の外交官 公邸料理人
何を隠そう、
私の亡き父はまさに
海上保安庁の特殊料理人だったのである。
私が小学生の頃、海猿が全盛期で
流行りに流行っていた頃、
色々聞かれる事に私も気分は悪くなく、
父の仕事を誇りに思っていたのですが
困った事に
生前はとても無口で
自分の事を喋りたがらないあまり、
なんとまぁ、亡くなってからの手続きが
それはそれは滞る程の無口っぷりな
お人だった訳で、
もちろん
自分の職業の事も大きくは言わないので
説明しようにも答えられなかったのですが
まさかテレビ番組と言う形で
あの父が頑張っていた事をウン十年越しに
知る事になったのである。
初就職は地元でそこそこ有名な会席料理屋の
追い回しをしていた頃があります。
幼少期、町民プールでうなぎと鮎のつかみ取り放題イベントが毎年あった頃、
やっとの思いで捕まえたうなぎ1匹。
捕まえたは良いものの調理する事が出来ず
途方に暮れていた時、
父が木のまな板とゴツいクギ、そしてなにやら
見たことのない包丁を取り出して
あっという間にさばいてくれたんです。
『背開きは関東、腹開きは関西』
って教えてくれた事は今でも覚えています。
その時の父がまぁ〜かっこよくて、
憧れて料理の世界に飛び込んだものの、
お豆腐メンタル&鈍臭いのもあいまり、
その世界を泣く泣くさよならして
今はぜんっぜん別の職業で
がんばる私ですが笑笑
この手に触れた食材が一番引き立つ調理、
季節感、彩り、愛で味わい、楽しみ、
食す側の事情、喜び、感謝を
これだと言う器に盛り付ける。
料理とは、その団欒のひと時を添え、
より良い空間を演出する手段であり
ひとつの作品であり、芸術だとおもっていて、
そこには
食材を作る人、育てる人、
器を作る人、選ぶ人、
組み合わせ料理する人、
食べる人、還す人、
たくさんの色んな人が重ならないと
その一皿は作れない訳で、
1人では作れない、大きな合作品。
作る人、食べる人、
生きる事、死にゆく動物、
食べ物そのものに感謝を込めて
いただきますをしていますとね、
やはり、、、
またその演出をしてみたいと思うわけです笑笑
そこで
にわとりさん達へのご馳走logへ繋がる訳です。
にわとりさん達にもっともっと
美味しそうな食べ物を提供してあげたいのぉ
自称、にわとり専門特殊料理人🐓笑笑
父の影響力はすごいね〜って話でした笑笑
もうすぐお彼岸だし供養を込めて。
ひっくりかえったTV。
いつも見てくださって
ありがとうございます✨
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